近年のパンブームの中でも、特に勢いがあるのが「韓国ベーグル」。最近日本でも出店が加速していますね。
「ベーグルなんてどれも一緒でしょ?」と思ったら大間違い!ニューヨーク(NY)スタイルとは、見た目も食感も、さらには楽しみ方まで全くの別物です。
今回は、今さら聞けない2つのベーグルの決定的な違いを深掘り解説します。

1. ニューヨークベーグル:伝統の「力強さ」
NYベーグルは、ユダヤ系移民によって広まった伝統的なスタイル。最大の特徴は、噛み応えのある「むぎゅっと感」です。
- 製法のこだわり: 焼成前に必ずお湯で茹でる(ケトリング)工程があります。これにより表面が糊化し、独特のツヤと強い弾力が生まれます。
- 食感: 外側はバリッと硬く、中は密度が高くてハード。
- 味わい: 生地自体の甘みは控えめで、小麦の香りと塩気が際立ちます。
- 楽しみ方: 横半分にカットし、たっぷりのクリームチーズやサーモンを挟む「サンドイッチ」が王道です。
2. 韓国ベーグル:進化系の「しっとり・もちもち」

引用 Instagram
いまSNSを席巻している韓国ベーグル(通称:K-ベーグル)は、これまでのベーグルの概念を覆す「ソフトさ」が売りです。
- 製法のこだわり: 水分量を多く含ませたり、低温長時間発酵を取り入れたりすることで、翌日でも硬くならない工夫がされています。
- 食感: 日本人の好みに近い「もちもち・しっとり」。NYスタイルに比べて引きが弱く、歯切れが良いのが特徴です。
- 味わい: 生地自体にフレーバー(かぼちゃ、チョコ、アールグレイなど)が練り込まれていることが多いです。
- 楽しみ方: 具材を挟むだけでなく、中にクリームが詰まっていたり、表面にトッピングが盛り盛りだったりと、「菓子パン」や「スイーツ」に近い感覚で楽しまれています。
【徹底比較】ひと目でわかる違いのポイント
| 比較項目 | ニューヨークベーグル | 韓国ベーグル |
| 主な食感 | むぎゅっ、ハード、噛み応え | もちもち、ソフト、しっとり |
| 生地の味 | シンプル(小麦と塩) | バリエーション豊富、甘め |
| 見た目 | 無骨でシンプル | 華やか、SNS映え、デコラティブ |
| 主役 | 挟む具材(サンドイッチ) | 生地そのもの、またはトッピング |
| 代表店例 | エッサ・ベーグルなど | ロンドンベーグルミュージアムなど |
3. なぜ今、韓国ベーグルが人気なの?
韓国ベーグルブームの火付け役といわれるのが、ソウルにある「London Bagel Museum(ロンドンベーグルミュージアム)」です。
- 「硬い」という弱点の克服: 「ベーグルは顎が疲れる」というイメージを払拭し、老若男女が食べやすい食感にしたこと。
- 圧倒的なビジュアル: オープンサンド形式や、たっぷりのネギが入ったクリームチーズなど、視覚的なインパクトがZ世代の心を掴みました。
- ライフスタイルへの浸透: 単なる食事パンではなく、「わざわざ並んで買う特別なギフトや体験」へと昇華させたマーケティングの勝利と言えます。
まとめ:あなたはどっち派?
- 「これぞ本物!小麦の味をしっかり噛み締めたい」というストイックな気分の時は、伝統のニューヨークベーグル。
- 「新しい食感を楽しみたい、ご褒美スイーツとして食べたい」という気分の時は、進化系の韓国ベーグル。
次にベーグルショップを訪れる際は、この「食感」の違いを意識して選んでみると、パン活がもっと楽しくなるはずですよ!

































